トラの巻

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FTR100

 FunTrails100K Round 秩父&奥武蔵(FTR100)へ参加してきましよ。


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 前にも触れたいように風邪?(インフル疑いも)をこじらせて参加危機でしたが、体調不良で不参加かも?ではなく大会は前日受付の金曜日。会社にお休みをもらわなければならないのですが、その前に風邪で数日休むことになれば、たとえ大会当日までに治っても参加は仕事的にかなり難しくなる。なので、とにかく休んだら終わり的な感じで仕事をしていたワケですが・・・どんな風に過ごしていたのかは前の記事をご覧ください。

 

 今回は前日受付後は宿ではなく車中泊。アマゾンで買ったエアーマットに寝袋、滅多にない車中泊に子供ようにドキドキ。寝れないかと思ったらぐっすりと寝られました。

 

 さて、大会の方は風邪も治って通常運転状態。特に痛いところもなければ何も懸念事項なし。しかも、この大会の特徴はエイドの充実。最長でもエイド間は15k。エイドでしっかり補給すればハンガーノックの可能性もなし。私の場合は、ちょっと調子が良いと補給なしでガシガシ行ってしまってハンガーノックか、慌てて補給して気持ち悪くなるパターンが多いので、本当にこの大会でうまくいかなければ、他のどんな大会もダメだなと思ってのぞみました。

 

 スタートは朝5時!参加者は600人ほどなので混雑感がなく、ロングトレイル大会なのでガツガツ感もなく、皆マイペースの速さで進んでいきます。私も気持ちよいペースで進みます。ここで私のマイルール。スタート直後の20分はとにかく時計を見ないで走る。自分の感覚的と実際のタイムを比べてどれくらい差があるのかで自分の体調を測ります。今回は、まぁまぁ体調は良さそうな予感。逆に抑えめに行くぐらいでちょうど良いかなと判断します。案の定、なかなか良いペースでロード中心で進みます。9kほど進んだらA1エイド。これから登りに入る良いところでエイドあります。ここでは、ショウガおにぎりとなめこ汁(冷たかったけどね)をいただきました。これから山区間へというわけですが、全体的なコースの特徴として、高低差マップをみて登り基調だろうが下り基調だろうが、登りなら単純に登るのではなく、小刻みに登り下りを繰り返しながら登っていく感じです。下りも同じ。これから下り!と思っても登り下りを繰り返して下っていきます。なので、登り区間なのか下り区間なのかわからなくなります。でも今回はこれが苦にならず良い感じで進んでいきます………

 

違う!(゚Д゚;)

これでは普通の完走記とかわらん

大して写真も撮ってないし面白くなるワケではない!

ということで、色々と省略していきます。

 

A2エイドはどんなだったか忘れた!でも沢山食べたよ。

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お待ちかねのA3エイド。テーマはカフェらしいです。前回もそうでしたが、まさかトレランのエイドで出来立てのホットケーキが食べられるとは!


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遠慮なく円盤で1枚食いましたよ。まだまだ胃腸も元気。


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だって、まだ30kだし。

 

そしてA4エイド。テーマはまさかのインド。


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ということで、カレー味すいとんがありました。美味しい!でも、インドがテーマならカレーライスでも…と贅沢な事を思いながら、ここでも元気よく通過


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SNS用にうちわ多数


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扇ぎません。こうやって使うそうです

 

A5エイド。記憶なし。相変わらずモグモグはしていたと思う。この辺りでふと気づく。A3エイドから、ほぼ同じようなメンバーで走っているしエイドでも。景色は変わるけど周りのウェアーや靴に変化なし

 

A6エイド。ようやく、中間地点にきました。ドロップバックもあり。


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入口でおしぼりがもらえたので、とりあえず生でと言いたかった。

さて、お楽しみのドロップバックに忍ばせていたご褒美はこれ。


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どなたかの「お湯があるならカレーメシを持っていこう」的なのを見て真似ました。でも、ちょっと反抗してハヤシメシ。

半分終わって10時間半ほど。とても順調だけど、なんとなく10時間と思っていたので貯金が出来なかったイメージ。

でもお色直して、まだ元気!


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ここはFTR50のスタート地点でもあるので、スタート直後にありがちな山へ行く前に比較的平坦なロードや林道を進みます。山へ入る頃には暗くなりナイトトレイルに突入。

 

A7エイド到着。このエイドでは湯豆腐が食べることが出来てこれが美味しかったが、ここから写真がありません。暗くてブレブレ写真しかないのもありますが、ちょっときつくなってきて気がまわらなくなります。暗くなってからは、ほぼ1人旅。人がいなくて道が合っているのか心配でした。

さて、次のエイドまでが私的に山場と思っていた区間でイヤイヤモード全開です。



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後半の登り基調でエイド間は最長の15k。

とにかく、無感情で進みます。

 

A8エイド到着。ヘロヘロです。「裏メニューだよ」と言われたミルクティーを遠慮なくがぶ飲み。エイドは元気がモットーなのですがここではダメでした。次のエイドまではキツイなぁと思っていたのですが…

 

あっさりとA9エイド到着。終わりそうで終わらない脚に感謝。

さて!最終エイドです。残り11k。下りが半分。残りはロードでちょっと登り。諦めていた20時間切りまであと2時間5分。

途中で脚が止まらなければ2時間あればいける。さぁどうする自分。とりあえず、お粥を食べながら5分は悩める。

A「早々に出て20時間切り目指してゼハーして頑張る」

B「ここはゆっくり休んで、マイペースで気持ち良く走って、21時間以内でゴールする」

お粥を食べながら考えます。「20時間切りはネタ的においしいよなぁ」とかとか。とにかく考えながら物静かに食べていたせいか、スタッフから「何か飲み物お持ちしましょうか」とか、「あと少しなのでゆっくり休んで行けばゴールまで行けますよ」、「まだまだ時間はたっぷりとありますよ」的な事を声をかけられる。はっ!見渡せば、エイドにいるのは私だけ?しかも、無言でお粥食っているし、大勢のスタッフの視線を浴びていた。と、そのときに男性スタッフから「マッサージ受けません?」に思わずハイと答えてしまった。ここから15分ほどマッサージ。タイムを気にしなくなったら気楽になったのでまた食べ物をモグモグ。「元気になりましたね!」的なことを言われてたが、それは心の中で「Bプランだからだよ」と言っておきました。でもスタッフに感謝しなが出発したのは、20時間切りまであと1時間40分前。エイドを出て早々に自販機もあったので慌てることもなくジュースを購入し、頭の中はタイムよりゴールしたら何を食べるかで一杯。そんなお気楽で山を下り残りロード5kぐらいとなって時計を見ると…20時間切りまであと45分。マジかぁ…残り6kとしてキロ7分でいけるのか。「あ~Aプランかよ」と言いながら、微妙なロードの登りをゼーハーラン。基本的にゴールはダッシュやゼーハー無しに呼吸を整えて爽やかゴール主義なのだが、最後のロードが長い!ゴールは高台か!と必死に走ってゴール!20時間切れた!


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そして、まさこの奥宮さんがいて、メダルをかけてもらってからのツーショットもゲット



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もう、終わり良ければ全て良しとしよう。


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と、これで〆。何でこれかと言うと、ツイートするのに何も加工しなくて良さそうだから。


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意外と早めにゴール出来たので、ゴール付近は閑散としてます。ちょっと寂しい…寂しい…でも早く帰れるよなぁ。駐車場までのシャトルバスは何処かな……「シャトルバスは朝からです」だとぉ~。と気づくまで30分。ひたすらバス乗り場で待つ私にスタッフが優しく声をかけてくれました。まぁ、3kぐらいだし良いけど、大会だと走れるけど終わると一歩も歩きたくない病の私にとっては、それはそれは長い道のりでした。これでトータル105k。長いようで終わってみれば、全般的にコンスタント進み、極端に足が止まることがなかった。良いレース内容でした。

 

捕捉

 頭のなかで終わったら何を食べるかの結果ですが、コンビニ飯となりました。


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本当は高速SAで何か美味しいものと思ったら、深夜はフードコートは閉まってコンビニしか開いてなかったよ。

でも、この時が1番の至福の時。