FTR100 番外編
FTR100のゼッケンが素晴らしいのです。
他の大会でもあるのかもしれませんが、前回初めて見たときに良いアイディアと思いました。
判ります?お腹にゼッケンをつけて上から見ると、コースの高低差がわかるように印字されているのです。今回も同じようになっていましたが、今回はダメだ!これは事件です!
事件は、レース中盤の日が落ち始め、ある登りで疲れが出て歩いているときに起きました。いつものように、ワープ出来ないかな?ドラえもんの道具に良いのないかなと、邪心な心100%で歩きながら「あと何m登るの?」とゼッケンの高低差を見ると、え?え?
霧?モヤ?微妙に見えない
汚れ?擦れ?微妙に見えない
ついでに自分の将来の展望も微妙に見えない
前回は見えたのによく見えん!見えん!見えない! まさか、これが噂のローガンか! 前回ははっきりと見えて感動した。今回は微妙に見えん!
残念ながら日常生活でもローガンが始まったかなと自覚はしていましたよ。でも、こういう自覚症状は初めは抵抗するもの。普段は眼鏡生活。いかに、眼鏡をおでこにしないかを我慢生活。スマホ、パソコンなどで目を酷使したときの「期間限定ローガン」としていました。
さぁ今はどうだ!足は酷使しているが、目はどちらかというと自然のマイナスイオンをたっぷりと浴びて状態よし。
こんな時に山奥でローガン認定されたくないぞ!
落ち着こう…ふぅーふぅーはぁー
どうだ!
見えないのではない。微妙に見えないのだ!
見えそうで見えない。
こんなところでチラリズムなどいらんし、ドキドキもいらん。
ここは気合いだ!
うぉぉぉぉぉ!
眼の周りは筋肉に集中して
うぉぉぉぉぉ!
なんかもう一息!
うぉぉぉぉぉ!
見える前に何かに変身出来そうだ
もう少しで見える見えるぞ!
打倒ハズキルーペ!
眼力フルパワー!
うぉぉぉぉぉ!
ドン!
いたっぁ!
下向いて歩いていたら、思いきり枝に頭ぶつけてヘッドライトも落ちた。
で、おっ!見えた…はずない。敗北
所詮、おいらはサイヤ人ではなかった。
そう、
ヤムチャであった。
ちくしょう、見えないだけなく頭もぶつけた。そして、山奥でローガンに認定された。
終わった…次のエイドで申告しよう。不治の病ローガンの発症…救護班でも治せないだろ…涙ながらに「リタイヤします」と。
え?エイドに…クリーム、チョコときて
マジかぁ!これで完治!完走出来る!
アホかぁ!(゚Д゚;)